働くことの意義のヒントを「学問のすすめ」から得たとのことですが、それはいったいどういうことでしょうか
「学問のすすめ」は福澤諭吉の書で有名ですが、私のも学生時代の課題で読んだことが一度ありますが
正直内容まではあまりはっきり覚えていません
夫は偉人達の不屈の精神は一個人の目標ではなく、もっと大きなところに根源があるのでは?と感じていたようで
「学問のすすめ」によると独立した個人としての学問の目指すところは次のようなことが記されています
「人間たるものはただ自身と家族の衣食住を得ただけで満足してはならない。人間はそれ以上に使命があるのだから、社会的な活動に入り
社会の一員として世のために努めなければならない」更には
「独立というのは一軒の家に住んで、他人に衣食を頼らないことだけではなくて、更に一歩進んで、国中の人と力を合わせて
日本をより良くする活動をもって義務を果たすことにあるのだ」といいます。そして、それが独立した一人の日本人なのだと。
夫はこの考えに触発されたようで、不屈の精神の根源は
「世のため、人のため、日本のため」といった大きな信念が背景にあるのではないかと話していました
この教訓でくすぶっていた迷いが吹っ切れたようです
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