小学校受験 母親の小論文

教育

今日は小学校受験の際の小論文について紹介します

部屋を整理していると夫が通っていた私立小学校を受験した際のお義母さんが書いた小論文が出てきました

私たちにとっても今後の参考になるので、ブログに残しておきたいと思います

小学校受験を控えている親御さん達にもきっと参考になると思います

「輝く瞳」

目下のところ息子の興味は太陽系の惑星にあります。

暇さえあれば、低学年向きの科学図鑑を見たり、星の絵を描いたりしております。

夏休みが終わるまでずっと長い間、一番関心のあったのは昆虫だったのですが、

二学期に入ると、太陽や月のことについて質問してくるようになりました。

契機は幼稚園で頂いた「しぜんのてんきようほう」という小冊子にあるらしいのです。

丁度その頃、「去年うちでも、すすきとお団子を置いてお月見したよね」というので、

今年も月を眺めることになりました。昨年の見方と違ったのは「きれい」と言うのではなく

「明日雨だよ。ほら、お月様に輪がついている」でした。

手にはその小冊子を持っていました。

本や図鑑が好きで、熱心に読みます。要領よく使いこなし、関心があることは

良く知っています。また、何事も適当に済ませたくない性格ですから、本人が

真面目に聞いてくることについては、その都度、図書館や本屋さんに行くことも

しばしばあります。

幼稚園の年中組に進級するまでは、郊外で育ちましたので外遊びに事欠くことは

ありませんでした。恵まれた自然は四季折々子供に尽きぬ興味を与え続けてくれました。

遊びの中で、様々なことを経験し、体で覚えることを繰り返してきました。

健康な身体と満ち足りた心は集中力と根気強く物事に取り組む姿勢を養ったように思います。

都心に引っ越してまいりまして、幼稚園を選ぶ際には、子供の意思を尊重しながら

そういったことを考慮に入れました。色々見学した中で

「ぼく、ここで遊んで帰る」といった今の幼稚園には、都心では珍しいほど広々とした

中庭があります。周りには四季の草花が植えられ、先生が子供たちと一緒に

虫捕りをされている姿とても印象的でした。そのような、幼稚園での先生と息子は

精一杯楽しみながら何事にも全力投球で取り組んで参りました。

家庭においては家族の一員として、役立つことに誇りと喜びを持っています。

お手伝いも積極的にしてくれます。お掃除やお台所の手伝いも器用で無駄のない働きをし

全体の流れをよく把握できています。

誰しも赤ん坊の頃は輝く瞳で世界を見つめ、一つの動作にも全身全霊を注ぎます。

今日まで息子はそういった心を損なうことなく成長して参りました。粗野で乱暴なところもなく

友達にも恵まれ、心豊かに育ってくれております。このまま、真っすぐ、大きく

育て上げたいと思います。

※アイキャッチ画像:Tim KraaijvangerによるPixabayからの画像

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