自信を持つこと 心を落ち着けること(2)

考えかた

自信を持つためには、姿勢や発声が大切だということを前の記事で述べましたが、

やはり考え方と行動は重要になってきます

まず、自信が持てない時はどういう時か知る必要があります。練習や準備が不足していたり

或いは初めてのことに挑戦する前であったり、何か失敗した後だったりします

練習や準備を十分に行うということは勿論重要ですが、どんなに準備しても不安だと

感じることがある場合もあります

その背景には”失敗を恐れる心”が存在します

その時に夫が自分に投げかける言葉は、「最速で成功するためには、最速で沢山失敗すること」

「何事も大したことではない」だそうです

前者は『お金の大学』の著者である、両学長さんがよく言っている言葉で、

失敗は恐れるものではなく、前に進むために、成功するために必ず必要な要素で

失敗に対するマインドを180度変えてくれる言葉だと感じているようです

そして、後者はその言葉の通り、その失敗で自分の命が奪われるようなことはないし、

他人は自身が思うほど、良い意味でも悪い意味でも、他人のことは気にしていません

ですので思い悩むことはせず、前向きに、自分なりにやり切ろうという気持ちだけ

雑念無くうまく立ち向かう気持ちを整えることができます

そして、もう一つ知っておくとよいことは、心を落ち着けるという心理状態は

勇気の向こうにある心理状態であるということです

これは新渡戸稲造の『武士道』にあった一文ですが勇敢な行動というのは勇気の動的な状態

であるのに対して、心の平静さは勇気の静的状態を表しているといいます

そして勇気のある人にとっては、普通の人が困難である状況ですら、余裕をもって状況を楽しむことができ

地震すら心を震わさず、嵐を前にしても笑うことができるといったような表現がされています

そういった心理状態があると知ることができたのは、自信を持つ、つまり勇気をもった行動を

心がけることが出来る切っ掛けになったと、良い発見をしたのだと話してくれました

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